新しい季節のスタートとともに、今月から月2回のペースで個別指導の教室に通うことになりました。この教室では、1対1で子どもの個性や成長段階に合わせた指導をしてもらえる点が魅力です。子どものペースに寄り添いながら、自立心や社交性を育むお手伝いをしてもらえればと思い、通うことを決めました。初めてのレッスンでは、以下のような流れで進みました。
レッスンの流れ
1. 教室に入る前に「こんにちは」の挨拶 まずは、笑顔で先生に挨拶をする練習からスタート。
2. 自分で靴を履き替える 自立心を促すために、できるだけ自分で行うよう促します。
3. 保護者に「行って参ります」の挨拶をして入室 この一言をきっかけに、親と離れて教室に向かう姿勢を作ります。
4. 入室後、椅子の後ろに立って「お願いします」の挨拶 丁寧な挨拶の仕方を学ぶステップです。この後、名前や年齢を聞かれるので、自己紹介も練習します。
5. 椅子に座り、出席シールを貼りながら先生と会話 「今朝のご飯は何を食べたの?」「どんな遊びが好き?」など、リラックスしながらお話をします。
6. 本人のペースに合わせた学習と遊び ペーパー教材や制作、自由遊び、指示行動の練習など、様々なアクティビティに取り組みます。
7. 15分前に保護者が教室に入りフィードバック レッスンの様子や子どもの課題点、成長を共有してもらいます。
8. 「ありがとうございました。さようなら」の挨拶で終了 帰る時も丁寧な挨拶をすることで、メリハリのあるレッスンを締めくくります。
初回のレッスンの様子
今回の最大の課題は「母子分離」です。初回はまだ母と一緒でないと教室に入ることができず、私も一緒に教室内で見学する形を取りました。人見知りがあるため、先生に慣れるまでには時間がかかりそうです。初対面の先生とのやり取りでは、緊張からかモジモジしてしまったり、私の後ろに隠れてしまう場面もありました。色塗りやシール貼りなどの簡単なアクティビティには少しだけ取り組みましたが、時間の大半はおままごとや自由遊びで過ごしました。挨拶や質問の返答も、普段家ではできることが教室では難しくなる様子が見られました。「お名前は?」「何歳かな?」と聞かれても、なかなか言葉が出てこず、私の顔を見上げるばかり。緊張している表情を見ると、つい手助けをしたくなりますが、ぐっとこらえて見守ることを意識しました。
今後の目標と親としての取り組み
当面の目標は、母子分離をスムーズに進めることです。徐々に私の付き添いを減らし、一人で入室できるようになってくれたらと思います。初めての環境や新しい先生に慣れるには時間がかかりますが、焦らず子どものペースを尊重していきたいです。また、家でもできる挨拶の練習や質問への返答のシミュレーションなど、簡単な練習を取り入れてみようと思っています。例えば、「今日は何でここまで来たの?」「朝ご飯は何を食べた?」といった質問を日常的にしておくことで、少しでも慣れさせてあげられるのではないかと期待しています。
最後に
個別指導教室への通い始めは、親としても子どもにとっても新たな挑戦の始まりです。挨拶や母子分離といった課題はありますが、少しずつ克服していけたらいいなと思っています。この経験を通して、子どもが自信を持って成長できるよう、家庭でもフォローをしながら、長い目で見守っていきたいです。次回のレッスンがどうなるのか、今から楽しみです!
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