今回は、私が先日行ってきた国立科学博物館の特別展「恐竜博 2023」についてご紹介したいと思います。
この展示は、恐竜たちの「攻守」の進化をテーマにしており、日本初上陸や世界初公開の貴重な化石や復元骨格が見られます。私は恐竜好きなので、とても楽しみにしていました。
まずは、展示の主役である鎧竜「ズール」の化石に圧倒されました。ズールは、胴体にトゲ状の突起があり、尻尾には肉食恐竜を撃退するための強力な棍棒を持っています。その姿はまさに「鎧」そのもので、映画『ゴーストバスターズ』に登場する怪物「ズール」に似ていることから名付けられました。この化石は、頭骨から尾の棍棒までが一緒に出土した世界初のもので、皮膚や筋肉などの軟組織も化石化しているというから驚きです。
次に、ズールと対決したであろう肉食恐竜「ゴルゴサウルス」と「ティラノサウルス」の復元骨格を見ました。ゴルゴサウルスは、推定全長9メートルで、ティラノサウルスよりも小柄ですが、足が長くて速く走れると言われています。ティラノサウルスは、推定全長13メートルで、史上最大級の肉食恐竜です4。その巨体を目の当たりにすると、圧倒されます。展示では、ティラノサウルス2体が並んで展示されており、そのうち1体は世界初公開となる新発掘の標本です。
最後に、2020年に発掘されたばかりで新種として命名された肉食恐竜「マイプ」の化石を見ました。マイプは、メガラプトル類と呼ばれるグループに属する恐竜で、南半球に生息していました。メガラプトル類は、手足が長くて細くて鋭い爪を持ち、素早く動ける恐竜です。マイプの化石はまだ全身が発掘されていないため、復元骨格はありませんでしたが、頭骨や手足などの部分的な化石を見ることができました。
以上が私が見た「恐竜博 2023」の一部です。他にも多くの恐竜や古生物の化石や復元骨格が展示されており、恐竜学の最新研究や発見も紹介されています。大画面で映し出されるNHKの恐竜ドキュメンタリーも見応えがありました。恐竜に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。私はとても楽しい時間を過ごしました。
またマイプのぬいぐるみ、恐竜の事典を購入しました。
辞典は非常に細かく載っており、大人でも知らない情報が満載でした。またぬいぐるみの作りもよく、しっかりしており、子供が使用してもへたってしまうこともありません。
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